About Us
診療案内
人と動物たちの豊かな暮らしのために
当院は上記5つの理念を基軸とし、東京都荒川区 三ノ輪・日暮里地区へ開院。
小動物医療の進歩を的確に診療へ活かし、飼い主の方と共に、動物たちの日常をサポート出来るよう診療に臨んでいます。
栄養管理・在宅療法など動物たちの生活の質の向上を考えて、
整形・腫瘍・歯科分野をはじめ多様化する動物医療ニーズに対して、きめ細やかな対応を心がけております。
医療連携による診療体制の強化にむけて
ペットの高齢化による疾病や怪我は増加傾向にありますが、年齢に関わらず治療や療法の選択肢は以前よりも増えています。
当院では、身体に負担の少ない治療や手術、疫痛緩和、在宅療法等、時には専門医とも連携をとりながら
様々な角度からのアプローチと飼い主様のお考えも伺い、出来る限りベストな治療方法を提案しています。
また、今後も進歩していく医療技術に迅速に対応し、
飼主の方、動物たち双方にとって、
安心・安全な環境で診療を受けていただくために、セミナー活用や専門医との連携、チーム医療での取組みも継続して行っております。
- 持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています
当院は、「家族の一員である動物たちが社会の中でも人間とよりよい関係で共存できる社会」
そんな社会を目指して地域の枠を超えた医療ネットワークを生かし安全・清潔・衛生的な環境のなかでベストな医療を提供します。
Your First Visit
初めて来院される方へ
「初めての動物病院は少し緊張する」という飼い主様にも、安心して来院いただけるように一般的な流れをご案内いたします。
当日は動物たちの安全のため、必ず「ケージに入れる」または「リード(伸びないもの)を付ける」ようお願いいたします。
院内感染防止策として スタッフはマスク着用にて対応をしております。
- はじめに
なるべくお待たせしないために、「オンライン予約」または「電話予約」にて、ご予約をお願いいたします。
予約がない方、お急ぎの場合は、直接受付へご相談ください。
診察の順番は症状、急患等、当日の状況で前後する場合もございます。
予めご了承ください。- 予約当日
- 正面自動ドアよりお入りください。DOWNLOAD
受付でカルテを作成します。●猫さん専用待合室完備入口から向かって左側が、
猫さん専用の待合室となっております。
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問診票 - 診察室での
診療 - 完全個室となります。大人数を避けてご一緒にお入りください。
診察台での緊張をやわらげつつ、感染予防にも留意しておりますのでご協力をお願いいたします。
(床のほうが落ち着く場合など、ご要望ある場合には可能な範囲で各々に応じた診察をしております。) - ご説明
- 獣医師より、検査・処置・治療の内容について、
丁寧にご説明させていただきます。
わからないこと、ご心配なことがありましたら、
何でもお話しください。 - 診察終了
- お薬処方他説明後、必要に応じた今後のご案内をしています。ご不明点はスタッフまでお尋ね下さい。
診察券はアプリ・通常タイプから選択いただいています。 - ご帰宅後
- 注射も含めて、治療を受けた当日はなるべく安静に過ごすようにしてください。
また、大好きな飼い主様の支えが動物たちの力になりますので、
診察と治療を見知らぬ場所で頑張った動物たちをほめてあげてください。
- *初診時に既往症や育った家庭環境、食生活などについて、飼い主様へおうかがいする場合がございます。
- *他院からの紹介やセカンドオピニオンをご希望の方は、出来るだけ事前連絡をいただき、ご来院いただきますようお願いいたします。
検査状況や服用している薬、経過に関する資料などがありましたら、必ずご持参ください。
Treatment animal
診察動物
-
犬
dog -
猫
cat -
小動物
(うさぎ・ハムスター・フェレット)small animals
*他の種類の動物に関する紹介はお受けしております。
Medical care
診療ガイダンス
健康診断
早期発見のための定期健康診断を
● DOGドック・CATドック 健診の役割
定期的な健康診断の役割の一つに、その時点での体のコンディションを家族の方と共有できることがあります。
ワンちゃん、ネコちゃんは、人間の約4倍ほど早く年齢を重ねるといわれ、年1回の健康診断は、人ならば4年に1回健康診断を受けている状況となります。
また、動物たちは人に比べて症状を表にはあまり見せない傾向にあり、外見上変化がないから健康だと思ってしまう場合もあるでしょう。
発見が早い場合には、薬を多用せず食餌療法等で回復が可能なケースもあり、治療方法の選択肢も確実にひろがります。
半年〜1年の受診の違いが人では3年〜6年もの長い時間に相当することも考えて、当院では早期発見・早期診断のため、心肺機能、腫瘍はじめ内臓疾患、関節疾患、甲状腺の検査等、年齢に応じて検査項目を選び定期的な健康診断を受診いただけるようご案内しています。
- 年齢はヒトと比べると何歳くらいだろう?
How old? 犬・猫さんの年齢表の一例 -
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外科疾患
怪我や咬傷など外傷の治療から、呼吸器・消化器・泌尿生殖器疾患の治療および、避妊・去勢手術などの予防的手術、腫瘍摘出、猫の会陰尿道開口術、整形外科に至るまで幅広く行っています。
手術は従来の開腹手術だけでなく、低侵襲手術、小さく浅い傷には局所麻酔で、また、炭酸ガスレーザーを利用した無麻酔での除去も行っております。
外科治療を提供する際には、外科が適応な疾患かどうか、治癒できる可能性はどの程度か、年齢や家庭環境など様々な要因を考慮して判断していきます。
また、手術前の検査で必ず安全に麻酔がかけられる状態かどうか確認、術中もモニター機器と目視の両方で手術や麻酔によるリスクを最小限にするための体制を整えています。
合併症や術後の過ごし方、その後の処置、入院期間など、症状・手術により異なりますので ご不明な点はおたずねください。
- 整形外科について
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- 術前術後の痛みに対するアプローチ
- 術前術後に鎮痛剤や局所麻酔、スーパーライザー(光をつかった疼痛緩和治療器)なども併用し、疼痛緩和に努めています。
Case 01
- 症例
- 猫 12歳オス アメリカンショートヘア
American Shorthair
尿道閉塞
会陰尿道開口手術
内科疾患
「いつもより元気・食欲がない」「体温が高い」「嘔吐や下痢が続く」といった体調の変化が病気のサインかもしれません。
風邪のような症状から、様々な疾患に至るまで広範囲に取り扱う分野となります。
- ●内分泌疾患
甲状腺疾患 副腎疾患 糖尿病 クッシング症候群 など
- ●ウイルス性疾患
猫伝染性腹膜炎(FIP) ジステンパー カリシウイルス 猫汎白血球減少症 など
猫FIPについては抗ウイルス薬を導入、治療を開始しております。
- FIPとは
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- 治療実績
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- ●腎泌尿器疾患
慢性腎臓病 尿石症 膀胱炎・尿道閉塞 前立腺肥大 腎不全 など
- ●心臓・循環器疾患
僧帽弁閉鎖不全 三尖弁閉鎖不全 フィラリア症 心筋症
動脈血栓塞栓症 心タンポナーデ 犬 弁膜疾患 猫 肥大型心筋症- ●消化器疾患
胆嚢粘液嚢腫 急性膵炎 慢性肝炎 肝膵臓腫瘍
胃腸炎(単純性・慢性) 慣性便秘 肝炎 胆嚢炎・胆泥症・胆石症- ●脳神経疾患
水頭症 てんかん ライソゾーム病 肉芽腫性髄膜脳脊髄炎
壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎) 壊死性白質脳炎 など
先天性の水頭症・脳内の腫瘍・中耳の炎症などMRIなどの画像診断が必要な場合、大学病院(東京大学附属動物病院医療センターほか)または、動物検診センター(CAMIC)ほか連携しています。
整形外科
整形外科の疾患は早い段階で適切な診断と治療を行うことで、悪化のスピードを抑えることも出来ます。動物の高齢化に伴い肘・膝・股関節などの骨関節症が増え、家庭内外での不慮の事故による骨折疾患も少なくありません。
日頃の散歩時の様子や歩行姿に少し変だなというような点がみられたら、診療を考えていただくサインかもしれません。
- 整形外科疾患について
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- 整形外科アプローチ例
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- ● 外科的プレート手術
- ● 各種靭帯断裂整復手術
- ● 骨折
- ● 創外固定
- ● 膝関節脱臼整復手術
- ● 減量指導
- ● 内科的サプリメント など
腫瘍科
腫瘍とは、制御をこえて組織・細胞が過剰増殖することによって生じる組織の塊のことです。
人間の腫瘍と同様に、発見が早ければ早いほど治療の選択肢が多く、逆に発見の遅れが完治を困難にする一因ともなります。
同じ腫瘍でも進行度によって治療方針や予後が大きく変わってきます。
全ての腫瘍が悪性とは限りませんが、感染や炎症、良性腫瘍との判断をつけることが重要で、肥大化や化膿を最小限に出来るのも早期発見のメリットです。
当院では、定期健診をはじめ、レントゲン検査や超音波検査エコーを利用した画像検査や、細胞診を行い、各種検査を組み合わせ、腫瘍の早期発見・早期診断のための取組みを行っています。
また、腫瘍科専門医や大学病院との連携で、的確な治療方法を導き出すことに努めています。
●専門外来担当 獣医師 腫瘍科認定医 池田
- 身体への負担を考慮。
低侵襲手術について -
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- 腫瘍科について
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歯科疾患
口を痛がる、硬いものを食べたがらないなどの症状がありませんか?
3歳以上のワンちゃんの約6割、猫ちゃんの約8割以上に
歯周病があるといわれています。
歯周病は口腔内の病気や口臭のトラブルだけではなく、腎臓病や心臓病など
内臓疾患の原因にもなり、寿命にも影響を与えることがあります。
- 歯科疾患へのアプローチ
- 当院では、歯科専用レントゲン、歯科用診療台を備えて、
予防や治療を行い、歯内療法・歯科検診・デンタルケアの提案・
歯周病予防・指導・麻酔下での歯石除去処置(スケーリング)などを
行っています。
人間と同様、歯の健康は健康寿命を延ばします。
歯の健康を維持することで平均15%寿命が延びるという統計もあります。
歯周病だけでなく予防歯科や歯ぐきの腫れや抜歯など口腔内の気になる点は、どうぞご相談ください。
- 歯科疾患について
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皮膚疾患
動物病院に来院する病気のなかでも多い症状の一つに「皮膚疾患」があり、日常生活で脱毛や皮膚の痒みに困っている動物たちが増えています。
脱毛や痒みの要因は、細菌感染・外部寄生虫、皮膚糸状菌・各種アレルギー等 様々で、診療では症状に加えて日々の生活の状況等もお伺いする時間をいただいています。
また当院では治療の一環として薬浴も行っております。
皮膚病がなかなか治らない、または治ってもすぐに再発する等、皮膚トラブル全般ご相談下さい。
- 薬浴について
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- こんな状態は要注意
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- ● 皮膚が赤い、臭いが強い
- ● 床に毛が以前より多く落ちる
- ● 食後の痒み、皮膚の赤み
- ● 身体、顔、首や脇の痒み、赤み、抜け毛
- ● フケが出る、乾燥がある
- ● お腹の痒み、抜け毛、赤み など
眼科疾患
眼科疾患には、各種角膜疾患、結膜炎、緑内障、白内障など「白目の充血」や「目が開きにくい」のように初期症状が同じでも、点眼で数日で完治するものから重度の角膜漬島,緑内障等、短期間で悪化し失明にいたるような場合まであります。
眼科症例には、スリットランプ検査(細隙灯生体顕微鏡検査)、眼底検査、眼圧検査などで、眼球病変の部位、眼の中の神経(網膜や視神経)や血管の状態を精密に検査します。
- こんな状態は要注意
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- ● 目ヤニの量が増えた
- ● 目が開かない、または、開きづらい様子
- ● 眼の中心が白くなってきた
- ● 眼がいつもより出ている気がする
- ● 壁や物にぶつかるようになった
- ● 以前より目に充血がある
画像診断
超音波エコーやレントゲン、内視鏡等、最新のデジタル機器を用いて鮮明な画像から各種臓器の詳細な病態も把握できるようになりました。
胃腸内異物、肝臓・脾臓などの腫瘍、心疾患、子宮疾患、腎臓や膀胱の結石などの早期発見に有効です。
下痢や嘔吐の症状で、身体検査や血液検査だけでは原因がはっきりしないケースでも腹部エコー検査で原因特定に至る症例もあります。
このように、早期発見・早期治療に大変有益な画像診断の検査は、動物へのストレスが比較的少ないこともメリットの一つです。
当院では画像診断科研修医でもある深井が担当、消化器内科は日本小動物医療センターと連携し中島獣医師による検査も行っております。
- 画像からわかること
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食事療法
食事は体調を維持・向上させるために大切な要素になります。
当院では、それぞれのワンちゃん、猫ちゃんに合わせた処方食(特別療法食)、プレミアムフード等の食事を取扱い、術後回復期や症状に応じ食事療法を組み合わせて予後向上につなげています。
病気療養面に加えて、肥満等の生活習慣病の予防や健康維持のための食事についても、それぞれの目的にあわせた選択が重要となります。
- 処方食(特別療法食)とは?
- 心臓病、各種アレルギー、体重過多、尿石症、腎臓病など特定の疾患に対応して原材料や成分が調整されています。
近年、種類も細分化され取扱メーカーが増えています。
多数の選択肢の中から、個々にあった適切な食事選択、必要な栄養素などについてご相談いただいております。
予防医学
「予防医学」に関わる診療のうち、ここでは主にワクチンについてご案内します。
ワクチン予防が可能な病気のなかには、犬も猫も、罹患すると命を落とす可能性があるものや、症状が改善されずに長期にわたって
動物自身がつらい思いをするような病気が多く、予防は非常に有効となります。
感染率や死亡率の高い病気にかからないようにする事は、「健康維持への第一歩」です。
情報量が多いワクチンですが、まだまだご不明な点もあると思います。接種優先すべきワクチン、接種の順序や種類、
またワクチン以外での歯科やその他分野での予防医療についてもあわせてご相談下さい。
【1】混合ワクチン接種
(犬 猫 フェレット)
病気に対して免疫力をつけることを目的にしたもので感染する可能性のある
病気のワクチンを複数種組み合わせたものです。
新しく家族に迎えた場合、急な環境変化や食事等で体調を崩すこともあるため、出来れば7〜10日は様子をみて
ワクチン接種を行います。
子犬・子猫は母親からの免疫が無くなるころにワクチンを打つ必要があり、その時期には個体差があるため、最初は複数回のワクチン接種が必要になります(初年度は2回または3回)。
ワクチンの時期や種類、副反応他ご不明点はご相談下さい。
【2】狂犬病ワクチン
日本では犬の場合、狂犬病予防法で年に1回接種することが法律で義務付けられています。
また生後91日以上の犬は市区町村への登録が義務づけられています。
各地域ごとに春ごろ集合注射を実施していますが、当院では季節に関係なく
1年中いつでも接種できます。
荒川区保健所と連携していますので、登録や済票手続きも荒川区在住の方の
場合には可能です。
【3】フィラリア予防
フィラリアは別名を犬糸状虫といい、心臓から肺動脈に寄生する寄生虫で、
蚊に媒介されることで感染します。
犬への感染が圧倒的に多いのですが、猫もフィラリアにかかります。
症状としては、元気・食欲の消失、呼吸困難、せき、貧血、腹部膨満、血尿等で、症状が進行すると多臓器不全に陥り、死に至るケースがあります。
ただ、フィラリア症はきちんと予防薬を投与すれば100%防ぐことが出来る病気ですので、予防期間を意識して忘れずに投与をお願いいたします。(通常 荒川区では4~5月下旬から12月上旬の投与)
予防方法として代表的な方法として月1回服用タイプ(錠剤·お肉チュアブルタイプ)または、滴下タイプ(液体を首の後ろに塗布)のものが一般的です。
体質や嗜好性も考えての選択をおすすめしています。
【4】ノミ・ダニ予防
気温が13℃以上になると、ノミやダニといった寄生虫の活動が活発になるといわれています。
現在、室内で一緒に生活することは当たり前となり、
ペット可の集合住宅も増加し、以前より動物と人が触れ合う機会も多くなっています。
ノミやダニは、犬や猫に貧血や痒みのダメージを与えるだけでなく、人間にも良くない影響を及ぼします。
稀に人が外出先から寄生虫を持ちこむ場合もあります。繁殖と寄生を繰り返すノミやダニには動物に寄生してから駆除、治療するよりも予防が最善の策となります。
冬も暖かい気密性の高い住宅も多い日本では、年間を通しての予防が有効となります。
予防は主に服用薬(お肉タイプ)や滴下タイプに分かれます。
How old?
ーちょっと気になる年齢のこと犬(小中型犬)や猫のヒトとの比較年齢換算表の一例
*右にスクロールできます
※種類により数年〜10年前後の違いはあるとされています。
大型犬は10歳で人の年齢70〜80歳程度という換算もあります。