- 動物病院の役割を考える
我々が一緒に暮らす動物は言葉を話すことが出来ません。
しかし言葉のかわりに表情や態度で人間とのコミュニケーションをはかり生活を共にしています。
日常生活に追われる日々の中で、動物からのサインを完全に受け止めるのは容易ではありませんが、
日頃からの健康管理が、一緒に暮らす時間をより豊かなものにすることは間違いありません。
それゆえに「病気を治す」ことはもちろん「病気を予防して、人と動物との暮らしをより豊かにする」ことも
動物病院の役割の一つであると考えています。
Medical&Services
ご案内
Feature
特色
快適な
医療環境
動物たちも飼い主の方も
居心地の良い病院
動物たちと飼い主様の双方にとって、快適な環境であることが大切だと考えています。院内感染予防を徹底するのはもちろん、動物が感じるストレスをできる限り抑えるために、院内各所は他の動物との接触を極力避ける設計になっています。
わかりやすい
説明
「伝える」から
「伝わる」説明へ
医療機器のデジタル化を診療に活かし、レントゲンや各種検査の画像と診察モニターを連動するなど視覚的にも理解しやすい方法を採り入れています。
個々の症状や経過に家庭環境、性格等も考慮した治療プランを提示し、互いの理解の上で方針を決定するインフォームドコンセントを推進、腎臓病・糖尿病など在宅療養についてのサポートもしています。
医療連携
ネットワーク
専門医療を身近に
高度先進医療や難治性疾患、夜間医療への対応として大学病院への紹介、他医療機関との連携により、症例にあわせて診療システムを整えています。
受診後のアフターケアも重視し、より適した治療の方向性を探ります。
- ●提携医療ネットワーク
- 東京大学動物医療センター
日本獣医生命科学大学 動物医療センター
日本動物高度医療センター
ひがし東京夜間動物医療センター 他
Message
ご挨拶
動物たちの「今」そして「未来」へ
当院は、東京の上野・日暮里・城北エリアにある「三ノ輪」に位置し、診療・検査・手術をはじめとする医療臨床部門を中心に、薬浴・ホテル・トリミング含め、トータルケアの提供をしています。
近年、動物医療の進歩、予防医学の推進により、動物たちの健康寿命が伸びる一方で、加齢による病気や分離不安、介護問題等も増加傾向がみられます。
専門医療連携を活かし、衛生的でストレスの少ない診察環境の中で、より「的確な診断」と「適切な治療方法」を導き出し、飼主の方の想いを共有した治療プランやケアを提示することー。
それが、我々の取り組む医療方針の基軸でもあります。
動物たちの生きている「今」そして共に生きる家族がいる「未来」を大切に、信頼のおける動物病院をめざして、安心の医療と質の高いサービスを心がけ、これからも日々診療にあたっていきます。
獣医療ケアチームスタッフ一同
Clinic
院内紹介
受付 待合室
ぬくもりと清潔感、快適な空間づくり
院内の壁面やドアは抗菌素材を使用。感染症対策や衛生面に配慮したデザインで、受診する動物や飼主の方がストレスなく過ごせるよう出来るだけ速やかなご案内をしております。
猫の受診の方は、
専用待合エリア Cat waiting AREA をご利用ください。
薬局 処置室
各診察室とスムーズに連携をすすめ、薬局・レントゲンや各種検査において、より細やかな対応や処方が出来るよう配置されています。
内視鏡手術やレーザー治療、術前後処置、歯石除去でもこちらのエリアを利用します。
入院環境 ICU
集中治療室(ICU)をそなえ、重症や緊急対応、手術の術前術後管理でも不可欠なエリアです。
モニターや機器だけに頼らず、獣医師・看護師ともに動物たちの状態を直接確認できるよう中央へ配置、衛生管理を徹底し、犬と猫は完全に別のお部屋でお預かりしています。
手術での入院、面会、ホテルはじめ、通院や自宅療養が難しいケース等ご相談ください。
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FAQ
よくある質問
Q1.初めて行く場合について教えてください。
A.初めて受診なさる場合、こちらをご一読いただけますようご案内をしております。
現在は感染防止対策をご理解いただき、マスク着用でのご来院と出来る限りオンラインまたは電話にて時間帯をご予約いただいております。(予約以外のケースは、当日の調整枠の状況に応じて対応させていただきます)
また、証明書や、ワクチン履歴、血液検査結果など、今までの健康状況がわかるものがありましたら可能な限りでご持参いただくことをお願いしております。
Q2.診療している動物を教えてください。
A.現体制での診察は、犬、猫、ウサギ・フェレット・ハムスターとなります。症状により専門医へのご紹介もしております。 なお、急患等で症状が重篤な場合、予約の順番が前後しますことをご了承下さい。
Q3.来院時の注意点はありますか?
A.病院は通常の生活の場と違って、様々なストレスを感じやすい場でもあります。
安全に受診いただくため、移動時は温度の急な変化に気をつけて、ワンちゃんは短めのリードをつけるかキャリーバッグで、猫・ウサギ・フェレット・ハムスターさんは鍵のついたケージ等に入れてお越しください。
また、待合室では、少人数かつご家族で離れないようにお待ちいただけますようお願いいたします。
飼主の方には、マスク着用でのご来院・手指消毒もご協力お願いしております。
Q4.手術を受ける場合の注意点と、術後の家での過ごし方について知りたいです。
A.手術スケジュールに沿って、器具の滅菌をはじめ、万全の体制を整えておりますので、「事前予約制」とさせていただいております。
手術前日は夜9時以降から食事とお水を控えて、指定のお時間にご来院ください。
術後の回復具合は動物や個体差で異なります。
一般的に激しい運動や興奮させるような状況を避けて、安静かつ清潔に保っていただき、内服処方したお薬は、日数分を服用させてください。
Q5.「セカンドオピニオン」について受診に必要なものを知りたいです。
A.今までの検査状況のわかる資料等をご持参の上、受診いただくことをお願しております。
また治療中の場合、より的確な判断を要しますので過去の検査データや投薬中の薬がお手元にあればお持ちください。
なお、電話やメールで見解やコメントをお話しすることは一切控えております。どうぞご理解ください。
Q6.マイクロチップは入れられますか?また、入れるメリットはありますか?
A.はい、可能です。
日本では農林水産省で承認を受けたISO規格のマイクロチップが広く利用されています。
2004年11月に犬等の検疫制度が改正され、日本に輸入される犬などについては個体識別を目的にマイクロチップの使用が義務付けられました。
ペットのパスポートとして海外渡航にも広く活用されています。
また、災害時の迷子札としての役割があり、マイクロチップが埋め込まれていれば、チップの情報から飼主の方を特定出来るため、家に戻れる確率が高くなります。
Q7.渡航や転居など必要な診断書の発行は出来ますか?
A.当院では、日本語と英語での診断書・検疫書類の発行を行っております。
書類により1週間~10日ほどの時間をいただいていますのでお早めにご相談ください。
詳細はこちら >
Q8.電話やメールでの医療相談は可能ですか?
A.恐れ入りますが、診察していない動物に関する質問や前回診察より日数が経過している場合など含めましてメールや電話での医療相談・回答は行っておりません。
飼育に関するご相談や治療への意見、セカンドオピニオンについても控えておりますので、受診いただきご相談いただきますよう宜しくお願いいたします。
Q9.爪きりだけでもやってもらえますか?
A.爪きりだけや、肛門腺しぼりだけでも可能です。
診察がないケースもお気軽にご相談ください。
屋内で飼われているウサギは多くの場合、定期的な爪切りが必要になります。
あまり伸びすぎると、引っかけて爪を剥がす原因となりますし歩行にも影響が出ますのでご注意ください。
Q10.フィラリア症や予防薬について知りたいのですが?
A.フィラリア症は蚊によって媒介され、心臓へ寄生する病気で犬フィラリア症はよく知られていますが、猫やフェレットにも稀に発症例がみられる病で内服や滴下タイプのお薬で予防が出来る病気です。
予防期間は地域によって多少異なりますが、一般的に平均気温が15~16℃を超えた日が3日間続くと蚊の吸血活動が活発となり感染の恐れがあります。
例えば内服薬の場合、蚊がいなくなって一月後までの服用(当院地区では4月~12月上旬位まで)が一般的な予防期間の目安となります。
フィラリア薬は 「要指示薬品」となります。
感染した状態で投薬を行うとショック症状が出る可能性があり、そのため投与前に現在感染していないかどうか血液検査(抗原検査)をして陰性であるかどうかを調べる必要性があります。
少量の血液で判定可能ですが、血液検査が苦手な場合は通年服用方法もありますので獣医師へご相談下さい。
Q11.仔犬や仔猫を迎えて一緒に暮らすことになりました。気を付けたほうが良いことを教えてください。
A.仔犬・仔猫に限らず、新しく迎える動物についての相談や質問を受けることが多々あります。
まず家庭環境に既に他の動物がいるか、また家族構成や小さい子供さんと同居かどうか等にもよりますのでこの欄では一般的なお答えにはなりますが、少なくとも食事やおやつ、トイレ、必要な散歩等、毎日の生活習慣、健康に暮らすための家庭内ルールをある程度決めておいたほうが良いと思います。
噛む・無駄吠え等の行動も幼少期の社会化・しつけが重要です。
そのうえで慣れるまで、数日は頻繁に様子をみながら健康状態を観察いただけたらと思います。
今までと違う環境の生活でどんな動物も多少のストレスは感じています。
下痢、食欲がない・目がどんよりしている・元気がない・あまり動かない等「様子がおかしい」という場面があれば出来る限り早めの受診が良いと思われます。
元気そうな場合でも1週間から10日程度を目安にお家での生活にも慣れた頃、体調の確認、ワクチン、追加接種、フィラリア、狂犬病、ノミダニ予防等をかねて動物病院で健診を受け、健康プログラムを考えていくことも大切だと思います。
当院でも必要な予防スケジュールや、犬猫種類により異なるかかりやすい病気や傾向、しつけ、フードケアについてもお話していますので健康チェックの際、遠慮なくご相談下さい。
Q12.犬や猫の健康診断について相談したいです。
A.犬と猫を対象として、病気の早期発見に役立つ定期健康診断(わんにゃんドック)プログラムをご案内しております。
年齢やその時々の健康状態に合わせて、必要な検査をオプション選択することも可能です。犬や猫の場合は人間の年齢に換算すると、1歳で青年期を迎え、以後1年ごとに約4~5歳ずつ年齢を重ねていきます。健診・受診のタイミング等、時期もご相談ください。
How old ?
犬猫さんの年齢 ? >
Q13.日曜・祝日の診療体制やトリミング・ホテルの予約方法を教えてください。
Q14.避妊・去勢手術に関して相談したいです。
A.個体差はありますが、目安として当院では生後6ヶ月前後から避妊・去勢手術を受付しております。
手術についてはいろいろな見解があると思いますが、一般的にメリットとしては望まれない妊娠の防止だけでなく、ストレスや食欲低下を減少させる、健康状態が安定する、生殖器や性ホルモンに関連する病気予防や、問題行動防止につながる等が挙げられます。
その反面、手術後太りやすくなったり、予想より問題行動(咬む・吠えるなど)が減少しないという面もみられます。
手術をお考えの方は、年齢と体調も考慮してご心配な点も含め病院までご相談ください。
Q15.「歯石除去」の場合は麻酔が必要でしょうか?
A.口腔内トラブルの程度や年齢、既往症等の各々の条件にもよりますが、他手術同様、術前血液検査を行い安全管理のもと歯石除去についても麻酔をして行っております。
口腔内は非常に繊細な部分で動物自身が触られるのを嫌う傾向にあり、万一でも歯石除去中に動いてしまうと、鋭利な器具で歯茎を傷つけ、細菌感染の原因となることもあります。
無麻酔の場合に見える部分の歯の色を綺麗にする事が出来たとしても、歯周ポケット内など目に見えない場所に残った歯石は除去する事が出来ません。残った歯石の細菌感染がもとで、抜歯せざる得ない状況や、長時間麻酔をかけた手術が必要となるケースもあります。
単に見栄えだけでなく将来の口腔内疾病予防にもつなげる事、また除去後には自宅での歯磨き等デンタルケアを継続することで、健康な状態を維持していければと思います。
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